平和の祈り

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IMG_142420年前の今日、神戸の街に震災が起きました。
月日が経つのは早いですね。
新長田駅の南側では、灯篭が並べられ、震災で亡くなられた方々に、黙祷が行われました。

今日は、スタジオでも、瞑想の後に、黙祷しました。
亡くなられた方に祈りを捧げました。
まだ彷徨っている魂が安らかに浄化されるようにと心を込めました。
そして、私たちは生かされていることに感謝しました。
さらに、この命はいつか尽きていくこと、魂は永遠の存在であること、人との出会いが尊いものであることなど、感じるものがたくさんありました。

亡くなられた方の分まで、生きている私が、たくさん幸せにならないといけない、幸せになりたい、堂々と自分自身の人生を生きていきたいと思いました。

トレーニングの最後には、詩を読みました。

         平和の祈り         
           イルチ・イスンホン

私はこの平和の祈りを捧げます
キリスト教の神でも
仏教の神でも
イスラム教の神でも
ユダヤ教の神でもなく
私たち全人類の神に捧げます

私たちが求める平和は
キリスト教徒だけの平和でも
仏教徒だけの平和でも
イスラム教徒だけの平和でも
ユダヤ教徒だけの平和でもなく
全人類のための平和なのです

私はこの平和の祈りを
私たち自身の内に存在する神に捧げます
私たちを幸福と喜びで満たし
より完全な人間へと導いてくださり
私たちの人生が
全人類への愛の表現であると教えてくださる
神に捧げます

いずれの宗教も他のどんな宗教よりも
優れているということはなく
またいずれの真理が他のどんな真理よりも
正しいということはなく
どんな国家も
この地球より大きいということはありません

全人類がささいな制約を乗り越えられますように
そして私たち全人類は一つであり
みな地球に生まれて地球に住むものであり
インド人や韓国人やアメリカ人である前に
すべての地球の人間であることを悟ることが
できますように

神が創造されたこの地球を
私たち全人類は繁栄させなければなりません
そのために私たちは
国家、人種、宗教にも縛られず、
地球人としての悟りのもとに
そして私たちに継承された霊的な心において
私たちが本当に一つであることを認識すべきです

私たちは全人類のために許しを請います
宗教が原因となって傷つけられてきた人々のために
私たちがその人々の傷を癒すことができるように
今、互いに誓いをたてましょう
そして、利己主義や排他的な競争を超え
神のもとで一つとなって前へ進んで行くことを
互いに誓いましょう

私はこの平和の祈りを
全能の神であるあなたに捧げます
私たちが自らの内にいるあなたに気付き
いつの日か一つになった誇りを持って
あなたの前に姿を見せることができますように

私はこの平和の祈りを
全ての地球の仲間たちとともに
地球の永遠の平和のために捧げます
弘益人間 理化世界