京大セミナー

こんにちは。

11/8(土)京大で行われた「グローバルメンタルヘルスセミナー」に出席してきました。

甲南女子大学の瀬藤先生の「瞑想に基づくメンタルヘルスのケアと治療の最前線」の講義、韓国のグローバルサイバー大学のハ・テミン博士の「脳と教育の融合によるメンタルヘルスケア」の講義に加え、学校や病院でのメンタルヘルスケアの事例の発表がありました。

甲南女子大学の瀬藤先生の「瞑想に基づくメンタルヘルスのケアと治療の最前線」の講義が、私は心に残りました。

先生は、震災で大切な人を亡くされた方を支援するために、瞑想を取り入れ、ストレスをケアされています。

トラウマには瞑想が1番効果があるそうです。

新しい考え方である、第3世代の認知行動療法では、「今、ここにいる自分に心を込めること」が大切だそうです。

それは、自分の「心(意識)」の場を知り、感情を止めてコントロールするということ。

つまり、過去の自分や未来の自分に想いを馳せるのではなく、今の自分自身に集中すること。

私たちは、無意識のうちに、過ぎ去ってしまったことに後悔したり、まだ来ていない未来に対して心配したり・・・

自分自身の「今」に集中してなかったりします。

それが、瞑想を通じて、今の自分に集中できるし、脳波が変化し、リラックスしたα1波になるのだそうです。

α1波とは、リラックスしているが、はっきり目覚めた状態です。

さらに、瞑想で、幸せホルモンであるセロトニンホルモンが活性され、幸福感を感じます。

また、注意力がアップし、脳の扁桃体・海馬の血流がアップします。

うつの薬と同等の効果だそうです。

そして、海馬はトラウマにより萎縮するそうですが、そこの血流も増えます。

瞑想は、いいこと尽くしです!

毎日瞑想していますが、こんなにすごい効果があるとは知りませんでした。

他にも、たくさんの発表は、どの内容も素晴らしかったです。

このスタジオで行っているヨガとほぼ同じ内容での事例発表でした。

データとして、本当に効果があるのが、よくわかりました。

是非、体も心もリラックスする瞑想の体験をしにお越しください。

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