●「もし今日が人生最後の日ならば、今日やろうとしていることを本当にしたいと思うだろうか?」
スティーブ・ジョブズ
〜愛読書「人生120年の選択」〜
老年期における最も根源的な悩みでもあり、人生の最後の瞬間まで執拗に追いかけてくるのが、死に関することです。
誰もが一度くらいは死という問題について考えてみたことがあるでしょう。
しかし、老年期に思い浮かべる死は、遠い未来に起こる抽象的な話ではなく、すぐに自分が直面する現実の問題です。
若いころは右往左往しながら険しい道を進んだり平たんな道を歩んだりして、それなりに自分の「選択」の余地がありました。
しかし死を目前にしたときは、もう引き返す道がない袋小路に入ったような感じがします。
その道の終わりに、自分には選択権のない、必然かつ不可避の運命である死が待っているとわかったとき、あなたはどんな感じがすると思いますか?