深呼吸は体に悪い

「長生き」という言葉は、
「長息」という意味も含まれているそうです。
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また、「息」という漢字は
「自」「心」という二つの漢字からなっています。
つまり、「息」は「自分の心」表すということ。

人は心が落ち着いている時は
自然にゆったりとした深い呼吸をしています。
ゆったりとした深い呼吸が出来る事は
心が穏やかな表れでもあるのです。
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休息という漢字は、人偏に木と書いて、人が木に寄り添っています。
木に寄り添って自分の心を振り返ってみるのが休息で、息抜きと言います。
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水や食べ物は2〜3日摂取しなくても生命に大きな支障はありません。

毎日する呼吸だと思って存在価値を忘れて過ごすこともありますが
わずか1分も呼吸なしに生きることはできません。
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私たちは、こんなにも大事な呼吸を、意識することが少ないです。

呼吸は1分間におよそ15回ほど繰り返されています。
1時間ならばおよそ900回。
これに、24をかけると1日につき、2万回以上の呼吸を繰り返していることになります。
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幼い頃は、呼吸の中心点が下腹に近く、年を重ねるほどに上に上がってきます。
ほとんどの大人(現代人)は、呼吸が浅くなり、下腹より胸の方がよく動きます。
ちなみに、病気で死期が近い人は呼吸がもっと浅くなり、
どうにか喉元を過ぎるほどになります。
それで息が喉を通れなくなると、言葉通り、息を引き取るということになります。
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ストレス社会で生きる私たちの呼吸の状態は非常に浅くなっているので
呼吸・脈拍・血圧・体温など生命機能にも支障きたしています。

しかし、呼吸は簡単に意図的に自分で変える事ができます。
呼吸を意図的に変えることは、人生を変えることです。
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なぜなら
冒頭で話した、「長生き(長息)や休息、息抜き」が1日に、2万回以上繰り返されるからです。
最高の呼吸法で人生を変える。
まずはその場で深呼吸からしてみましょう・・・。